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間違えないコンタクト選び・使用法とは



子供の間違えないコンタクト選び

基本的にはお医者様に相談し使用できるか、トラブルが起きた時(コンタクトレンズがずれた、ゴミが入った)の対処ができることが大前提となります。
成長期は矯正する度の変化が多いのと、使用する度も半年で変わる場合もあり、通常のソフトレンズは買い替えが頻繁でコストがかかるので、高校生以上の使用をおすすめします。

【コンタクトレンズの種類】
面倒なことは嫌いだし、コスト面も抑えたい人は・・・ハードレンズ
特徴:黒目より小さい(直径9mm程度)、硬いタイプのコンタクトレンズです。
まばたきによってレンズが上下に動くため、異物感を感じたりゴミを巻き込んだりすることもあります。
しかし、ハードコンタクトレンズの場合、ゴミが入るとすぐに気付くので、重大な角膜傷害へ発展することはあまりありません。

コストは抑えたいが、異物感は我慢できない人は・・・ソフトレンズ
特徴:黒目より大きく(直径14mm程度)、レンズが水分を含んだやわらかいタイプのコンタクトレンズです。
ズレにくくはずれにくいため、スポーツをする方に適しています。
装用感が良いので、ゴミが入った場合にもあまり痛みを感じられないことが多く、気付かないまま装用を続けると、角膜にできたキズに細菌が付着し、角膜傷害をひきおこすこともあります。 

面倒なことは嫌いだが、清潔さを優先したい人は・・・使い捨てレンズ
特徴はソフトレンズと変わりませんが、大きく分けて、毎日使い捨てるタイプと1週間入れたままで捨てるタイプ、毎日取り外して2週間で捨てるタイプがあります。
毎日使い捨てるタイプはコストが割高、1週間入れたままで捨てるタイプは連続装用するという点では少し問題があります。 また、毎日取り外して2週間で捨てるタイプは人気があり、使用者が増えているそうです。



子供の間違えないコンタクト使用法

1・洗浄や消毒を適切に行って清潔を保ちましょう。
時々取れてしまったレンズを唾液で湿らせて装着してしまう人がいますが、とんでもないことなのです。
ソフトコンタクトレンズの場合は、約3時間ごとにコンタクトレンズ用の点眼薬をさすようにしましょう。

2・装着時間を守りましょう。
12時間から14時間が限度ですが、装着時間を短くすればするほど目の負担は減ります。
それから休みの日を取ること、最低1週間に1日は目を休ませるようにしましょう。

3・夜間の使用は避けましょう。
使い切り対応のものは使用期限を守ることも大事です。

4・眼の充血を軽くみる人がいますが、赤いというのは普通の状態じゃないということなのです。
すぐに使用を中止して専門医の診察を受けることをおすすめします。異常がなくても定期検診は必ず受けましょう。

【使用法が間違っているとどんなトラブルが起きる?】
角膜に傷がつくことがあります。目を異物でおおうことで酸素の行き来がしづらくなることで、合併症を起こしやすいのです。
酸素透過性が高いレンズもありますが、やはり限度があります。
ソフトコンタクトレンズの場合は、目の表面の水を吸ってしまったり、瞬きの回数が減るという特徴があります。
涙というものは24時間分泌しており、瞬きを1回するたびに水分は移動し、目を守っています。
それが正しく行われなくなるといわゆる「ドライアイ」になり、炎症(角膜炎)を起こしやすくなるのです。



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